Feb 01, 2009

ユーザー定義の思い切りの注文住宅

注文住宅の利点は、ユーザーが自由にできるという点ですね。私の音楽の先生は、最終的に注文住宅を手に入れて、なんと地下に音楽専用スタジオを作ってしまいました。楽譜を置く本棚までの作り付けのカスタム存分に素敵です。音楽をする人は、注文住宅と、それに合わせてスペースを確保して、グランドピアノが置いてや小さなサロンコンサートができるスペースがあればいいな、と夢が広がるよね。
外壁塗装は定期的に行なっている必要条件です。工事の費用など、様々な部分に介入してくるのだが、ひとつひとつの仕事をきちんと確認することが重要になるです。外壁塗装の効果は、季節が変わりやすい日本にとって十分程度参考になるでしょう。外壁の状態を維持するためにもしてください。
 約1週間に渡って行われる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」。早朝から行われる3日間のプラクティスの最終日、夕方からコロラドスプリングスのダウンタウンでファンフェスタが開催されました。

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 ココには各クラスの予選で1位になったマシンやバイクをはじめ、注目モデルが展示され、自主参加車両も含め数十チームがレース気分で盛り上げます。ドライバーやライダーのサイン会や撮影会も大人気。また地元ラジオ局は、ライブで注目選手のインタビューを行うブースを設置し、自動車/バイクのディーラーは新車を展示しイベントに彩を添えます。

 我々のような外国からのビジターにとって楽しいのが、様々なお店や団体による出店。独自のパフォーマンスでお客さんを呼び込むお店も多く、その様子を見るのが楽しいのですが、残念ながらドライバーやチーム関係者たちはサイン会や撮影会の対応に追われ、それらを見てまわる時間はあまりないかもしれません。

 特に私が同行しているチームは、ドライバーでもある塙郁夫さんが製作したEVマシン「HER-02R」の説明に大忙し。マシンのデザインに惹かれて立ち止まってみると、実はそれがEVだと分かり驚く方も珍しくありませんし、熱心に質問される方も多いのです。

 その一方で、参戦も3年目ともなると「今年も楽しみにしています」とわざわざ来てくださる方もいました。地元の方たちとのこういったコミュニケーションがレースへの想いや理解を深め、毎年続く歴史あるイベントになっているのではないかと感じました。

 そして迎えた日曜日。今年のレースは日本人にとって、とても喜ばしい1日になりました。

 まずはパイクス最強&最注目のアンリミテッド(無制限)クラスで、モンスター田嶋(田嶋伸博)さんがパイクスファンも注目する10分の壁を破り、9分51秒278というタイムでワールドレコードを更新。同時に総合優勝6連覇を達成しました。

 今年は昨年に比べ舗装路のパートが増えたことで、田嶋さん自身も記録更新への期待を高めていましたが、ライバルたちもその意気込みは同様。優勝候補はアンリミテッドクラスにエントリーしている5台中、田嶋さんとポール・ダレンバック、リース・ミレンの3人。

 最初に走行した田嶋さんがいきなり9分51秒で10分の壁を破り、賞賛の声が湧き上がると同時に、以後の勝負を盛り上げます。続く地元コロラド出身の人気ドライバー、ダレンバックはマシントラブルでリタイヤ。リース・ミレンはブレーキの負担が後半のセクションにひびき、タイムが伸びず10分を切ることすらできなかったのでした。

 結果、地元でも大人気のモンスターの優勝と、10分の壁を破ってのワールドレコードの更新は、日本人のみならず多くのファンを喜ばせることになったのでした。

 ある意味で新種のマシンであるEVで速さを見せつけた「チームヨコハマEVチャレンジ」のHER-02Rは、昨年のタイムを1分近くも縮め、12分20秒084でワールドレコードを更新。プラクティスから大きなトラブルもなく、本番の走りに期待が高まるばかりでしたが、塙さんにとっても想像以上によいタイムでレコード更新でき、「今後のEVマシンの進化と可能性をますます強く感じさせてくれた」と今回の結果には満足されていました。

 今年は舗装路が増えることを考慮し、タイヤをオフロード系の「GEOLANDAR」からエコタイヤ系である「BluEarth」のプロトタイプへ変更。モーター冷却機能も改善され、さらにドライバーのEVに合った効率のよい速い走りなどが功を奏したようです。チームはこじんまりとしているのですが、個性的な面々の集まりでした。詳しくはまた次回、紹介させていただきたいと思います。

 日産のEV「リーフ」も13分17秒06で見事完走。ドライバーのチャド・ホードさんは「リーフのパフォーマンスは素晴らしかった」と日産ワークスドライバーらしい感想を話してくれたものの、実は周囲では「ガンガン走ってバッテリーが持つのか」と疑心暗鬼になっていました。

 今回、EVクラスには塙さんのHER-02Rとリーフが参戦していましたが、この2台は同じEVでもコンセプトが異なります。HER-02Rは速さを求めるタイプ、そしてリーフは、そもそも航続距離を優先したタイプなのです。

 リーフはタイヤとサスペンションをパイクス向けに変更した以外は、市販車と同じスペックで挑みましたが、苛酷な山岳コースでも十分にスポーティな走りができることを証明しました。バッテリー消耗に対するマネージメントをしながら攻めの走りも見せ、途中でストップすることがなかった点で、リーフの新しい一面を披露してくれたことになります。来年はリーフ NISMO RCの登場か?

 オハイオ州の研究所のレース好きがエントリーしたホンダ「フィット」は、15分36秒609のタイムで無事完走。この車両は「スペックB」というモデルで、今回はベースモデルに対してパイクス向けにタイヤやサスペンション、ステアリング系を変更していました。スペックBは今後、アメリカで人気のラリークロスなどのモータースポーツに誰でも簡単に参加できるように用意していきたい車輌なのだとか。

 今年はマシンに戦闘力を求めていないこともあり、結果は期待していなかったものの、貴重なデータが得られたと言っていました。そして「何よりも楽しい1週間でした」と感想を話してくれたドライバーのジェームス・ロビンソンさんの笑顔が印象的で、来年はよりパワフルなモデルで参戦したいという言葉に期待したいものです。

 そして今年ルーキードライバーの1人として参加した日本人の吉岡稔記クン。2002年から日本のD1グランプリに参戦し、現在はアメリカに渡ってD1グランプリUSAに参戦中の彼は、ガソリン漏れというトラブルに見舞われながらもガス欠は免れ、見事完走。結果は、ポルシェマイスターと呼ばれるジェフ・シュワルツ、アンリミテッドクラスで戦う息子を持ち、自身もパイクスの大人気ドライバーであるロッド・ミレンに次ぐ3位に入賞しました。

 走行後、吉岡クン自身も90点の走りができたと言っており、結果はその走りについてくるだろうということで順位をあまり気にしていなかったのか、表彰式に現れなかったのが残念。いや、本人が一番残念に思っているのではないでしょうか。

 今年のパイクスは最強&最速のクラスから、最新の和製EVマシン、コンパクトまで、日本車、日本人の活躍が印象的でした。来年からはオール舗装路での戦いとなり、さらなるタイム更新も予想されます。

 一方で、実は地元のドライバーやアメリカ中から集まるライダーたちの憧れでもあるこのレース。歴史あるレースに挑むという点では有名ドライバーたちによる熾烈な戦いに注目が集まりますが、多くの一般参加者はとにかく楽しんでいました。4301mというパイクスピークの頂で走行を終えたドライバーやライダーたちの、興奮と達成感が入り混じるステキな笑顔にまた会いたい。

 睡眠不足の1週間でしたが、美しい星空、夜明けの山、太陽が高く昇り始めた山、青い空と白い雲、そして高山の断崖に挑むマシンたち……。どうにも、やみつきになりそうです。


【Car Watch,飯田裕子】


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